最近のフラッシュ・モブ |
以前このブロクでもフラッシュ・モブについて取り上げたことがありますが、YouTubeの普及と供に膨大な量のフラッシュ・モブが投稿されています。
それらの中では、フランス国立管弦楽団のメンバーによるラヴェルのボレロがピカ一でしょうか。お揃いのTシャツを着て演奏しているのもプロらしい装いです。パリはサン・ラザール駅での演奏です。
エルサレムの病院ではチャイコフスキーが流れます。
フラッシュ・モブは不特定多数の人々が申し合わせて雑踏の中の歩行者として通りすがりを装って公共の場に集まり前触れなく突如としてパフォーマンス(ダンスや演奏など)を行って周囲の関心を引きその目的を達成するとすぐに解散する行為をさすのが原点ですが、最近はそこから少し進化しているようです。まあ、プロがやるもんですからちゃんと演出もしっかりしています。そういうものの一つがも次の映像でしょうか。「アンサンブル・アレグリア」のベルゲン駅でのパフォーマンスですが、最初からメンバーが揃っています。演奏しているのはお国もののグリーグの作品です。
同じグリーグでも、こちらはずっと熟れていて、ジャズっぽい雰囲気の演奏から始まりますが、最後はフルオーケストラになります。こちらはフランスはアーンのノイエル・ショッピングセンターでの演奏です。合唱も加わってなかなか圧巻の「山の魔王の宮殿にて」です。
こちらもプロなんでしょうが、東南アジアでもあり、演奏している曲目も「スタンド・バイ・ミー」ということでぐっと親近感があります。
ポップス系ではドイツも負けていません。ケルン放送管弦楽団の演奏で「スター・ウォーズ」です。一般に知られるケルン放送交響楽団とは別団体の演奏です。
最後はハンガリーのサヴァリア交響楽団の演奏による「アイーダ大行進曲」です。しかけがすごいのでびっくりします。バイクは登場するし、スポーツカーまで出て来ます。