今日は白川ホールでコンサートが有ったので出かけました。このコンサートは、オーディションで選出された学生による発表会です。
電子オルガンからピアノ、フルート、トランペット、ファゴット等の器楽、そして声楽までもが含まれています。
17人の学生が発表するのですから、一人辺りの演奏時間はさしてある訳ではありません。勢い凝った選曲もあります。けれど、そうした曲は聴く方にとっては未知の曲どの遭遇の機会でもあります。
今回は、アルチュニアンの「トランペット協奏曲」、バーンスタインの「クラリネットとピアノのための協奏曲」、バーバーの「ピアノ・ソナタ」等の作品に巡り会うことができました。
バーバーの作品など、弦楽のためのアダージョのイメージでいると仰天です。
それにしても、今の学生の演奏技術は大したものです。じっくりと表現力を身に付ければ、かなりものになるのではないでしょうか。
ただ寂しいのは、ヴァイオリンをはじめとする弦楽器奏者が一人もいなかったことです。このアンバランスは、如何ともしがたいものがあります。