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函館の「THE DANSHAKU LOUNGE」

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函館の「THE DANSHAKU LOUNGE」

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 函館に入る時、一旦高速を出で下道で七飯町に入るのですが、ここに新しい道の駅が出来ていました。この道の駅は「なないろ・ななえ」といって2018年の3月にオープンしています。すばらしく立派な施設で、この道の駅に併設して新たに2019年4月25日にオープンしたのが、建物に白抜きの大きな字で 「THE DANSHAKU LOUNGE」と書かれた文字が誇らしげなこの施設です。

 ここは、男爵いも」の生みの親である「川田龍吉 男爵」からこの施設の名前にしています。川田男爵が英国の恋人ジェニーを懐かしみ輸入した種いもを、日本の風土でも栽培できるよう品種改良したのが現在の男爵いもなんです。川田男爵は、この他にもちょうど泊まったホテルの目の前に、函館駅前のホテル男爵倶楽部もありましたのでちょいと興味があり調べてみました。

 その中でも、ここのTHE DANSHAKU LOUNGE(男爵ラウンジ)は、いわば川田男爵の男爵記念館で、ゆかりのある展示品、説明をはじめとして土産店、ファストーフード店、レストランなどを有しています。

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 ユニークにシンボルマークです。ここを見学すると、男爵いもの生みの親、そして明治時代に函館に大きく貢献をした川田男爵のことがわかります。

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 玄関を入ると真正面に、川田男爵が乗っていた日本最古の自家用自動車がドドーンと展示されています。壁面にある木の彫刻は、川田男爵の肖像。手前には、「男爵いもは、なぜ“男爵”なのか」という問いかけを記したボードが。この館内を見て回ると、その答えが見つかるという仕組みになっています。

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 実はこの金庫から見つかった手紙、川田男爵がイギリス留学時代に恋仲になった英国人女性ジェニーとやり取りしたラブレター。2人は結婚を約束した仲でしたが、男爵の父親が猛反対したために泣く泣く別れざるを得ませんでした。ジェニーとの恋は成就しませんでしたが、実はその出来事が男爵いもの誕生に深くかかわっているといいます。詳しくは現地で直接お確かめください。

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 男爵いもの生みの親である川田龍吉男爵の功績や、川田男爵が西洋式農業普及のために海外から輸入した農耕具、実際に使用した家具や雑貨などを展示しているからです。ミュージアムとしては、かつて北斗市にあり、老朽化のため無期限休館となっていた「男爵資料館」の実質的な後継施設にあたるそうです。

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 DANSHAKU LOUNGE社はこの施設を「ミュージアム一体型商業施設」と称しています。展示物は約500点に上りますが、これでも川田男爵が残した貴重な資料のおよそ3分の1程度とのこと。ゆくゆくは展示物の入れ換えも検討しているそうです。

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 テラス席は犬と一緒に利用可能。犬専用の足洗い場も設けるほか、ゆくゆくは犬用のフードも用意する計画があるとのことです。この夏に車で北海道旅行を考えている人は、是非ともこの施設を訪れることをお勧めします。施設自体は無料で見学できます。

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