梅雨の無い北海道旅行 5
函館 2
函館駅前のロータリー 正面奥が朝市市場です。朝早くはまだ函館山の山頂は雲で覆われていました。
最終日は朝5時起きで朝市に出かけました。
丼を食べさせる飲食店街ですが、平日とあって閑散としたものです。
生鮮食品を扱う店舗も手持ち無沙汰でした。ホテルは朝食付きでしたが、美味しいくて手頃な丼があればここで済まそうと思っていたのですが、どこも観光地相場でCPは高くありませんでした。仕方なくホテルの朝食をとることにしました。
函館駅の西側にはこんな碑が立っていました。
朝食後はまだ出かけるには時間があったので散歩に出ます。函館駅から真っ直ぐ電車通りを松風町の方へと歩いていくと、グリーンベルトのある道路とぶつかります。函館視聴者から南に伸びる道です。この道路は「さかえ通り」といいます。その中央分離帯のグリーンベルト・・・と言っても、緑はさほどない遊歩道に月光仮面の像があります。小生らの年代にとっては懐かしいですなぁ。
なぜ、こんなところに月光仮面かというと、月光仮面の原作者の川内康範(かわうち こうはん)氏が函館出身だからです。1974年(昭和49年)の9月に、川内さんが函館市に寄贈したのがこの像です。この像の台座には文章が刻まれています。そこには「憎むな、殺すな、赦しましょう」と刻まれています。
函館のローカルCMで流れる「弁慶力餅」のある三晃堂にある弁慶の力石
さて、散歩の後函館山を仰ぎ見ると霧が晴れているではありませんか。ということで、さっさく車で山頂まで登ります。夕方は交通は生で車ではいけないのですが、日中は大丈夫です。
夜景は見えませんでしたが、この通りバッチリ景色は撮ることができました。朝早かったので展望台を独り占めです。
山頂にはNHKとHBCの電波塔が並んで建っています。
ブラキストンの碑
函館で貿易業を経営していた英国人ブラキストンは本州と北海道では生そく生物に異相のあることを発見しました。(ブラキストン・ライン)彼のレリーフがはめこんである碑がこの山頂にあります。
まだここには伊能忠敬が北海道で最初に測量した地が函館であることを記したレリーフも埋め込まれています。
函館山の帰りには名所八幡坂に寄りました。
ちょうど9時半を回ったので金森赤レンガ倉庫へ向かいます。
なかなか風情のある建物で、施設としては小樽より充実しているように思います。
新撰組最後の活躍の地ということで戦国時代の甲冑を揃えた店もし言ってんしていました。
市電の沿線からは外れていますのでなかなか足を伸ばせないかもしれませんが、函館には太平洋に面した漁火通り沿いに「啄木小公園」があります。そこには石川啄木の碑も建っています。
そして、車ではここからほぼ一本道で五稜郭公園へ行くことができます。
五稜郭タワー 五稜郭の全体を見るならここに登ったほうがいいのでしょうが、小生の目的は函館奉行所だったので登らずじまいです。
公園の一角には函館戦争当時の大砲を見ることができます。
函館に来たのならご当地グルメということで「ラッキーピエロ」で昼食です。函館市内に全17店舗を展開しているラッキーピエロです。多分北海道でしか買えない「白い恋人」と同じように函館に来たら「ラッキーピエロ」のハンバーガーが定番なんでしょう。
人気No.1の「チヤイニーズチキンバーガー・セット」ドリンクは体に優しいウーロン茶です。ポテトは陶器のカップに入ってきます。この五稜郭公園店は働いているのは年配の人ばかりで、とてもアットホームな店です。
さてさて、函館から帰りは来た道をひたすら戻ります。2時に函館を出発して車を返し、千歳空港に着いたのは午後6時過ぎでした。ここからは妻の買い物タイムに付き合い、フートーコートで夕食をゆっくりいただきます。北海道に来たらやはりジンギスカンということで、締めも郷土料理の店でジンギスカン定食をいただきました。
帰りのスカイマーク便は、2018年から提携している『B.LEAGUE』とのコラボレーションし、JA73NYに漫画家井上雄彦氏によるイラストとリーグロゴを描かれた特別デザイン機「B.LEAGUE JET」に乗ることができました。キャビンアテンダントも写真のようなコスチュームでした。