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Channel: geezenstacの森
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9月の散在

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9 月 の 散 在

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 散在はレコードやCDだけではないんですなぁ。この頃、よく大型書店へ足を運ぶようになり、そこで、新古書と逢わせてリサイクル本まで販売しているのに出くわします。最近、レンタルショップやブックオフのようなリサイクル書店が不調で閉店が相次いでいるようですが、こういう新刊書店までもが本格的にリサイクルものまで手を出し始めたら、圧倒的な品揃えで、それこそ本のワンストップショッピングが出来るということで、勢力地図が塗り替えられるのではないでしょうか。

 ま、そんなことで今回はそういう大型書店で、いつの間にか買いそびれた本を中心に捕獲してしまいました。最近の読書傾向を反映してか、時代小説と映画の原作本、ノベライズに絞ったラインナップです。

 時代小説の澤田ふじ子さんのさんのものは、作者が愛知県の半田市という地元の出身と言うことと、現在は京都にお住まいと言うことで作品の舞台が江戸時代の京都を描いているので注目していました。時代小説の殆どが江戸を舞台にしていますが江戸時代は何も江戸だけが繁栄していたわけではありません。京都なり、商都大阪が舞台の作品もあってしかるべきです。その点あまり、江戸時代の痕跡が残っていない大阪よりは響との方が舞台としては読み手も理解しやすいということで、ちょいと教徒ものに幅を広げることにしました。藤井邦夫氏は半兵衛シリーズのいっさつとして、また、井川香四郎氏の作品はカバーイラストが安里英晴氏のものということで手に取りました。

 さて、映画の方はすべてノベライズ作品ということになります。「マッド・シティ」はジョン・トラボルタとダスティン・ホフマンという異色の組み合わせの一本で、監督は敬愛するコスタ・ガブラスです。「13デイズ」はケヴィン・コスナー主演のキューバ危機を扱った映画で、これも政治色の強い映画です。「ジャンヌ・ダルク」はいわずと知れたフランスの英雄です。何度も映画化されていますが、これは1999年のリュック・ベンソン監督の作品です。「ウォーリー」と「トロン・レガシー」はどちらもディズニー映画です。「トロン・レガシー」は前作に「戸論」という作品が982年にせいさくされていて、その続編という形のものです。トロンは日本が開発した組み込み型OSの名前でもありますが、これが世界シェアの65%を占めていることはあまり知られていません。映画自体はコンピュータの内部での戦いを描いたものですが、トロンというOSはもっと注目していいと思います。で、「ウォーリー」は「ウォーリーを探せ」のウォーリーでなくCGアニメの方のウォーリーで、実際のタイトルは「WALL・E」なんです。2008年に公開された作品です。ディズニーとピクサーのコラボ作品で、登場するロボットはピクサーの製作ということで、初期型ピザボックスのMacから初代iMacのイメージで描かれています。そして、何といっても面白いのがウォーリーの充電完了の音がMacの起動音を使うという演出をしています。

 さあ、これらの作品、暇を見つけてぼちぼち読んでいこうと思っています。

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